神について

わたしたちが信じている神様とは?

神について

わたしたちは、三位一体の唯一の神を信じています。


神は目に見えない


神は霊である。(新約聖書 ヨハネ福音書 4:24)

神は霊であるので目で見ることはできません。では、どのようにして神を知ることができるのでしょうか?神はいるのでしょうか?

      

どのようにして神がおられるとわかりますか?


聖書は神の存在を理論だって証明しようとはしていません。そうではなく、天地万物が造られる前から神が存在することを前提として書かれています。わたしたちは、次のようなことから、神を知ることができます。

・ 自然科学を通して

すべてのものには存在の原因があります。誰かが存在させたり命を与えたりしているのです。また、自然界、宇宙のものは規則正しい秩序のもとに成り立っています。それは偶然ではなく、目的と計画をもって創造し、正しい秩序のもとで保っておられる方が存在するのです。自然界のものを注意深く見る時、神の働きを知ることができます。

・ 人間のもつ良心や、神への渇きによって

人間は、神と出会うために造られました。ですから人間は“永遠”について考えます。人間は神のもとに帰るまでは真の満足がありません。神がおられるからこそ本能的に神を求めるのです。

・ 聖書を通して

聖書のみ言葉を素直な心で読んでいくとき、「神は存在する」、そして、「すべてのものは神が存在させている」ということをはっきりと知ることができます。神の存在は、信仰によって確認するべきことです。「神なんていない」と考えるか、「神はおられる」と単純に信じるか、どちらかしかありません。

・ イエスによって神を知る

目に見えない神を最もはっきりと知るのは、イエス・キリストを通してです。なぜならイエスこそ神が人となられたお方だからです。イエスの生涯、言葉と行い、特に十字架と復活によって、わたしたちは神の存在をはっきりと知ることができます。


三位一体


・ 神は唯一

聖書は、はっきりと「神は唯一である」と宣言しています。決して「三人の神がいる」のではありません。

我らの神、主は唯一の主である。(申命記 6;4)


・ 三つのペルソナ(人格)

「父」と「子」と「聖霊」は永遠のはじめから共に存在しておられ、完全に区別された人格(位格といいます)をもっておられます。三つの人格があるけれども、一つの「神性(神が神であられるための性質)」を完全に共有しておられるひとりの神です。


わたし(御子イエス)と父とは一つである。(ヨハネ福音書 10:30)

その方(聖霊)はわたし(子)に栄光を与える。 (ヨハネ福音書16:14)

「父」と「子」と「聖霊」は互いに全存在を与え合い、明け渡しておられるので一体なのです。


       

福音教会の信仰

福音教会は、プロテスタント系のキリスト教会です。聖書を誤りなき神の言葉と信じる、福音主義の立場を基盤としています。