平和のために

アンネのバラが咲き薫る教会

アンネのバラ

教会の庭に咲くバラは、ナチスによるユダヤ人迫害で犠牲になった少女アンネを偲んでベルギーで作出されたバラです。「アンネの形見のバラ」(Souvenir d'Anne Frank 1960  Delforge)と呼ばれています。

1971年、聖イエス会の全国の聖歌隊で組織された「黎明合唱団」が、コンサートのためイスラエルを訪問しました。そのときイスラエルのナタニヤという小さな村のレストランで、偶然にもアンネ・フランクの父、オット・ーフランク氏と出会ったのです。そのときからわたしたちとオットー氏の間に友情が生まれ、育まれました。

アンネは日記の中で、「もし神様が、わたしを長生きさせてくださるなら、わたしは世界と人類のために働きます」と誓いました。しかし、戦争とユダヤ人迫害のために、15歳で短い生涯を終えました。家族でただ一人生き残った父オットー氏は、このアンネの遺志を受け継ぎ、平和のために活動しておられました。そんなオットー氏が、わたしたちの平和への思いを知ってくださり、友情のしるしとして、1972年クリスマス、10株のバラの苗木を送ってくださったのです。こうして日本で始めて「アンネのバラ」が咲いたのです。やがて、このバラは日本全国に広がり、平和を愛する人々によって育てられるようになりました。

不思議な経緯でこのバラを手にした福音教会は、オットー氏の「平和を願うだけでなく、平和のために何かをする人になってください」という言葉を大切にしています。「アンネ・フランク展」を開催するなどして、地域に平和の大切さを訴えてきました。また、福音教会から贈呈されたアンネのバラが、桃園小学校、大住保育園でも咲き薫っています。

イエス・キリストは言われました。

平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。

福音教会は、世界の平和を心から祈ります。


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福音聖歌隊は福音教会の専属聖歌隊として、毎週日曜日の礼拝で賛美歌を歌っているほか、年に数回、チャペルコンサートをもっています。歌声を通して神様の愛を伝えていきたいと願っています。

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