神と人との出会いの場
あなたも礼拝に参加してみませんか?
十字架で死なれたイエスキリストが復活され、弟子たちの前に現れたのが、日曜日の朝でした。聖書の時代から日曜日は「主の日」と呼ばれ、礼拝が持たれていました。ですから多くのキリスト教会では日曜日の朝、礼拝の時を持っています。礼拝は神と人とのダイナミックな出会いの場です。礼拝で新しい力を得て、愛と喜びと平安に満たされて、一週間をスタートすることができます。あなたも参加してみませんか?福音教会では、おおむね次のようなプログラムで礼拝をもっています。
プログラム | 内容 | 意味 | |
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1 | 鳴鐘 | 教会の塔の鐘が鳴らされます | 神様からわたしたちへの礼拝への招きの合図です |
2 | 奏楽 聖歌隊入場 |
オルガンの奏楽と共に、聖歌隊が聖堂に入場します | 聖歌隊は全会衆を代表して「神様に近づく」ことを目に見えるようにあらわします。 |
3 | 聖歌隊賛美 | 聖歌隊がオープニングの讃美歌を歌います。 | その礼拝のテーマに沿った讃美歌が歌われ、礼拝を性格づけます。 |
4 | 平和の挨拶 | 隣席の方々と、「シャローム」(平和があるように)と挨拶を交わします。 | 平和の挨拶は、聖書に古くから見られる習慣です。復活されたキリストも、弟子たちにこのように挨拶をされました。 |
5 | 招詞 | 会衆を神の御許へと誘う、聖書の御言葉が読まれます。 | 聖書の言葉によって、全てのものが神によって招かれていることを確認します。 |
6 | 会衆賛美 | すべての参加者が共に讃美歌を歌います。讃美歌集は貸出用のものがあります。 | 招詞への応答として、神様に讃美歌を献げます。神様に感謝や賛美、礼拝などの心を表します。 |
7 | 主の祈り | 主の祈りを一同で唱和します。 天の父よ み名があがめられますように。み国が来ますように。みこころが天で行われるように、地上でも行われますように。わたしたちに今日も、この日のかてをお与え下さい。わたしたちに罪を犯したものを ゆるしましたから、わたしたちの犯した罪を おゆるしください。わたしたちを誘惑から導き出して 悪からお救いください。み国も力も栄光も とこしえにあなたのものだからです。アーメン。 |
主の祈りは、主イエスキリストが弟子たちに教えられた祈りです。前半は神様への礼拝と神様のご計画の成就を祈ります。後半はわたしたちが生きていくうえで必要としているものが与えられるように祈ります。最後にもう一度神様の絶対的な主権を告白して祈りを閉じます。福音教会では主に口語訳を用いています。 |
8 | 使徒信条 | 使徒信条を一同で唱和します。 わたしは、天地の造り主、全能の父である神を信じます。わたしはそのひとり子、わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。主は聖霊によってやどり、おとめマリアより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとで苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、よみにくだり、三日目に死人のうちからよみがえり、天にのぼられました。そして全能の父である神の右に座しておられます。そこからこられて、生きている者と死んでいる者とをさばかれます。わたしは聖霊を信じます。きよい公同の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、からだのよみがえり、永遠のいのちを信じます。アーメン。 |
キリスト教の信仰を最も簡潔に表した信仰告白文です。三位一体(父なる神、主イエスキリスト、聖霊)に関して聖書の教えを自分の信仰として告白します。福音教会では主に口語訳を用いています。 |
9 | 聖書朗読 | その日の聖書の箇所が朗読されます。 | 朗読者一人で読む場合もありますし、朗読者と会衆とで一節ずつ交代で読む場合もあります。朗読を聞きながら、神様が自分に語りかけておられることを想います。 |
10 | 祈り | 会衆の代表者によって自由な言葉で祈りがささげられます。 | 会衆の感謝や賛美、また願い、信仰の表明が祈られると共に、礼拝の中で聖霊が働いてくださるように、神の御名を呼んで祈ります。会衆は代表者の祈りに心を合わせます。 |
11 | 説教 | 牧師によって聖書の御言葉が解き明かされます。 | 聖書の御言葉が現代を生きる私たちにとってどのような意味があるのかが、簡潔かつ大胆に語られます。会衆は、聖書を通して今も神様が自分に語られることを実感し、御言葉を通して今も生きておられる神様と出会います。神の御名が宣言され、御名を呼び求める一人一人の心に、神様が来て下さいます。 |
12 | 会衆賛美 自由献金 |
讃美歌を歌いながら自由な献げ物(席上献金)を捧げます。 | 聖書の御言葉を聞き、神様との出会いを体験した会衆は、感謝と喜びと決意を、歌と献げ物によって表現します。献金はメンバーが自由な意思をもって捧げるものであり、決して強要されるものではありません。 |
13 | 讃栄 | 讃美歌によって、捧げ物が受け入れられるように祈ります。 今ささぐるそなえものを 主よ清めて受けたまえ アーメン |
会衆は起立し、今献げた物が、神に受け入れられるように祈りの歌を献げます。何よりも自分自身の心を神に献げます。 |
14 | 讃栄 | 全ての神に栄光を帰す讃美歌です。 父 御子 み霊の大み神に ときわに絶えせず み栄えあれ み栄えあれ アーメン |
起立したまま、礼拝を統べくくるに当たって全ての栄光を神に帰し、讃美歌を歌います。 |
15 | 祝祷 | 牧師によって会衆の祝福の祈りがささげられます。 | 起立したまま、祝福の祈りを受けます。会衆はアーメンと唱和します。 |
16 | 報告 | 教会の連絡事項が報告されます。 | 報告されるのを聞き、会衆は「教会」という共同体としての一体感を確認し、新しい一週間へと派遣されていきます。 |